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WinMX 生き残り方 マニュアル

この記事はかつて私がWinMXを使っていた頃に、
チャットに来る質問者向けに作った記事をほぼそのまま転載したものです。
なので一部古い情報が含まれている可能性があります。

ですが、web上でも応用はきくと思います。

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上級編

上級編と書いてありますが、大した内容ではないのであしからず。

せっかく交換しても偽物だったなんて事はありませんか?
これってすごくガッカリしますよね。
nyとかだと、ハッシュの値を某巨大掲示板のダウソ板などから
情報を集めないといけません。

ですが、MXなら簡易的ながらチェックする方法があります。それは、

ね?簡単にチェックできるでしょ?

接続が不安定な件(内的要因が原因の場合)

せっかく交換が成立したと思ったのに、接続中に切れてしまった、
あるいは交換中に切れてしまったという事がありませんか?
または、とても不安定だとか。

レア物を逃したときは特に悔しいですね。

切れてしまうのには、いくつか理由があります。 (ここから先、xDSL向け)

やはり一番影響が大きいのは、セキュリティソフトじゃないでしょうか。
設定を見直すことで、かなり速くなる事もあるようです。

ポート開放していて、ポート番号がデフォのままorずっと変えていない
などの場合、ISPに目をつけられ規制されてしまう事があります。
なので、定期的にデフォ以外で、セキュリティ上の問題がないポートに
変えると良いでしょう。

2次接続は1次接続を経由してWPNPに接続しています。
なので、1次接続の影響を受けて接続がうまく行かない事があります。
また、検索が遅い傾向にあります。

1次接続は2次接続にくらべ、CPUパワーや帯域に余裕が必要です。
帯域に余裕の無い方は2次接続してみてはいかがでしょう?

場合にもよりますが、有線に比べ途切れやすいようです。
また、セキュリティ上も余計な心配が増えたりします。
なので、安易に使うのは止しましょう。

ルータの設定を最適化していないと、速度が出なかったりします。
また、セキュリティ上もあまり好ましくありません。
ルータは入れてないぞ、というあなた、
ルータ機能付きのADSLモデム使っていませんか?
よく確認してみてください。

コードがPCの後ろでぐちゃぐちゃとぐろ巻いてませんか?
それのせいでノイズが増え、通信が不安定になる事があります。
どうせなので、コードを短くしてみてはいかがでしょう?

スプリッタの手前に何か入っていると、ノイズのせいで
速度が低下しやすいようです。
スプリッタの後に接続するようにしましょう。
(知らずに何か入っている事もあるので注意。)

スプリッタを複数使っていると、LとCが共振して...って
書いても私如きの説明じゃわからんでしょうから、とにかく1つにする
と覚えておいてください。

私の場合、5万円のPCを購入してから2年後に電源が死亡したのですが、
実は電源がお亡くなりになる少し前から、LANへの接続が非常に不安定に
なっていました。おそらく、電源が何か悪さをしていたのでしょう。
(のちに破壊して調べたら、例の台湾製欠陥電解コンが使われていた。)
この事から、急に不安定になってきた場合ハード的な部分
(特に電解コンデンサ) を調べると良いかも知れません。
電解コンは、液漏れしてたり、どこかが膨れてたらもう寿命です。
買い換えるなり、コンデンサ張り替えるなりしてください。
(私は長寿命品に張り替えた。)

ネットワーク関係のパラメータを弄る事により、
回線速度が改善する場合があります。
また、IPアドレスを固定していない時は、固定すると
良くなる事があります。

ADSLモデムの電源を入れると、NTT局との間でテストが行われます。
その時ノイズの状況もチェックされ、状況が悪いと速度が
低めに抑えられてしまいます。
いつもはノイズが少ない、という場合は電源を入れなおして
再テストさせると良いでしょう。
ただ、外からのノイズがずっと多い場合、あまり意味がありません。

接続が不安定な件(外的要因が原因の場合)

外的要因としては次のものが挙げられますが、これらをどうにかする
には多額の資金が必要になってきます。

一部のプロバイダでは、大量にデータをやり取りしている
ユーザに対して、規制を行う事があります。
ただ、そのレベルは様々で、ポート番号を変えるだけで回避できる
所から、一旦規制がかかったらプロバイダを変えるしかない所まで
様々です。それ系のサイトで常に情報をチェックすると良いで
しょう。

日本国内のISDNとADSLは、ほとんど同じ周波数帯を使っています。
併用している場合はどちらかを解約するか、出来るだけ離します。
ですが、自宅以外の場所で干渉を受けている場合、
対策はかなり難しいでしょう。

ブリッジタップとは、NTTから自宅までの回線の間にある、
分岐機の事です。
こいつがあると、SCSIを終端抵抗なしで使うのと同じ事になります。
(終端抵抗が無いと信号がやまびこの如く行ったり来たりします。
つまり、必要な信号がなかなか送れないという事です。)
NTTに言えば取り外してもらえます。(有料かつ高い)

ある特定の保安器(某H社製らしい...)が使われている場合、
高周波ノイズが発生しやすい為に、不安定だったりします。
こいつもNTTに言えば交換してくれます。(有料かつ高い)

引っ越すか、回線変えましょう。

引っ越すか、諦めましょう。

その毒電波の発信源はあなたです。他の方のご迷惑となりますので
すぐに回線を切断して、首を吊ってください。

ADSLのノイズ対策

ここではちょっとしたノイズ対策を取り上げます。
本格的な事は専門のページに譲り、ここでは簡単な物を載せます。

まぁ、当然ですな。

下手にフィルターをはさむよりも効果が高かったりします。
PC内部のケーブルも暇な時に、撚り撚りすると幸せになれるかも...。
(本当は正しいペアのつくり方があるけど、ここでは解説しません。)

あまり知られてませんが、実は日本の商用電源には向きがあります。
この向きを正しい向きにするとノイズは少しは減るはずです。

基本的には、電源コードに白線等が書いてある方と、
コンセントの口のうち、少し穴が長いほうと合わせます。

PCの場合、電源コードのプラグで判断します。
PCの電源コードのプラグに小さく「N」って刻印が入ってませんか?
それが入ってる側と、コンセントの少し穴が長いほうと合わせます。

(家電みたいに向きが分かり辛いものも含め、ちゃんと判定する方法が
ありますが、これもまた解説しません。)

接地するとノイズはかなり減るはずです。
保安上の観点からも接地するようにしてください。

(ただ繋げりゃ良いってもんじゃありません。本当は
共通インピーダンスをry)

一番すべき事はこれだったりします。
最近の家電でよく使われるインバータは、実はPCなどの
スイッチング電源と相性が悪かったりします。
(インバータとは、交流の周波数を無段階に切り替えられる機械。)
共振を起こして電源を壊す事もあるので、実にたちが悪いですね。

その中でも、IHクッキングヒータはやばいです。
IHクッキングヒータ本体からは輻射ノイズは大して出ません。
(VCCI規制による企業側の自主的な規制がある為。)しかし、


1.電源をノイズで埋め尽くします。(ラインノイズ)
2.そして、その上で暖めているお鍋から大量のノイズをばら撒いてます。
   まぁ、原理上仕方がないんでいんですがね。
   (これらは、独自の調査によるものです。)


もし、IHクッキングヒータの導入を考えているなら、
これらのリスクを踏まえた上で検討した方が良いでしょう。

ちなみに余談ですが、一時期、東京のJR中央線が車両故障で止まる事が
よくありましたね。
ウザいんじゃゴルァ!
と駅員にキレた人もいたんじゃないでしょうか?

この車両故障、実はJR中央線を走る車両がスイッチング電源と
同じ原理で動いている(電機子チョッパ制御)事が関係しています。

そう、インバータのノイズのせいで止まってたんです。
電車って、意外と脆いんですねw
(ちなみにこの電車、あと数年で中央線から撤収します。)

やっとここでノイズフィルタの登場です。
ノイズフィルタは、電源、ADSL用にたくさん揃っています。
好きなもの使ってください。

(これも本当は周波数特性とかをry)

いかがでしたか?これで少しは、WinMXの運営方法について
お分かり頂けたんじゃないかと思います。
それでは、がんばってください。成功する事をお祈りいたします!

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